コラム

なぜマイナス180℃の酸素なのか

セボビタルサロンでは、独自開発の“極低温発生装置ジェットフリーズ®”というマシンを使い、マイナス180 ℃の酸素(吸いこんでも安全です)を頭から足先まで一気に包みこむ施術を行っています。このこのジェットフリーズⓇは日本の高い技術で製造された特別なもので、セボビタルサロン以外では使われていません。

では、なぜマイナス180℃なのでしょう?  ヒトの身体は平熱36 ℃。つまり、マイナス180℃の酸素を当てると、214 ℃もの温度差ができることになります。これによって生体防御反応、いわば「火事場の馬鹿ヂカラ」ともいうべき生命維持機能と不具合を自ら修復する自己修復機能という身体本来の力を発揮させるというのが酸素冷凍施術の基本的なしくみです。

生命維持機能、マイナス180℃というと、なんだか恐ろしげに聞こえますが、もちろん危険な施術は行っておりません。毎分272リットルもの大量の冷凍酸素で急速に冷やすからこそ生体防御反応が起こり、体内では熱生産が行われる為、凍傷になることも決してありません。

その反応速度は施術を受けるたびに増していくのを感じられるはずです。3回目の施術を受けるころには冷気を感じた途端に褐色脂肪細胞が熱産生を起こし、「冷やしているのに熱い!」という不思議な感覚になるはず。低体温や自律神経の不具合がある場合は、初回には足指や足裏などの末端がなかなか温まらないこともありますが、これは体温が末梢に行きわたりにくい状態になっているためで、数回で改善していきます。

もちろん“ジェットフリーズ®”は一度も事故は起こしておりませんのでご安心下さい。一瞬で身体を包むので、冷房の効きすぎでゾクゾクするような不快な冷えを感じることもありません。 真冬の雪の日ですら気持ちよく受けられるのは私たちの身体に生体防御反応という機能があるからなのです。